犬の成長段階と飼育の仕方

Pocket

ワンコさんの成長段階による、必要な環境・トレーニング・トリミングの仕方等についてまとめてみました。

step1から1段1段・段階をふむ事が大切です。

保護犬や、step1・2を踏まずに成犬になってしまった場合はstep0から、またやり直してみてください。

 

step1:パピー期

ありのままのワンコさんを受け入れる準備ができている事を伝える時期です。

そういう環境を作ります。

長所と短所についてはこちらをご参照くださいね。。

 

この時期、パウンダリーが絶対に必要です。

※パウンダリーとはワンコさんがこうしたい!ということをそのまま表現できるスペース。(家庭内の1部屋等)

社会化トレーニングに向いている時期です。トリミングやクレートトレーニング・トイレトレーニング等、無理がないペースですすめていきましょう!ただし、強制してはいけません。

それは自分を出してはいけないんだ。。という事を教えてしまうから。。

ワンコさんが好んで偶然行うような環境を作ります。トイレシートを寝床から一番遠い場所に設置しておけば、そこに好んでトイレをするでしょう。お散歩で汚れた足を毛づくろいしてあげれば、好んで足を出すようになるでしょう。巣穴(クレート等)の中に入れば大好きなおやつがあって、清潔でふかふかの寝床・誰も干渉しない安心な場所であれば、好んで巣穴の中にはいるでしょう。

ただし、この時期は興奮を教えてしまう事が多い時期です。それはパピーを迎え入れ、飼い主が興奮しています。”ソファーに飛び乗った!キャーかわいい!!””トイレまでついてきた!なんてかわいいんだろう!!”

その興奮はワンコさんのありのままの自分ではなく、+飼い主の嗜好が含まれ、成長する事になります。飼い主は興奮を抑える事はできません。だってかわいいパピーを我が家に迎えたんですから。

カラーリングでいう補色を入れて行きます。ワンコさん本来の色が白だとすると、飼い主の気持ちが含まれ黄色くなってしまうのであれば、その補色である紫。紫は黄色の正反対の色。つまり、自分が好きな場所でボーっとしている。横になっている。そんなワンコさんの行動をマークしてあげる事が大切です。何かをする・興奮するワンコさんが、素敵ではなくて、何もしないで、ただリラックスしているワンコさんがすき!をマークすることで、ワンコさんにはありのままの自分でいいんだーという事が伝わりやすくなります。

”ワン!”お水がないよ

”ワン!”お腹すいたよ

”ワン!”撫でてほしいよ!

そんな欲求にしっかりと対応しましょう!

 

step2:自己主張期

ワンコさんの欲求が満たされ、ありのままの自分を出せば受け止めてもらえるとなった時、テリトリー意識がでてきます。それは自分のテリトリーに入ってきたワンコさんや他人に対する吠えや、お散歩パトロール(におい嗅ぎ)となって現れます。

この時期に”あれ嫌い!” ”これムカツク!”とか、

”今まであんなにいい子だったのに〜”とがっかりされる方が多いですが、

正常に成長している証拠です!

人でいう反抗期かもしれません。

この時期に愛犬が何が大切で?何が苦手なのか?しっかり観察し、焦らずに待ちましょう。

必ず落ち着いてきます。

 

step3:話しあい期

自己主張期は数ヶ月で落ち着いてきます。

そうしたら、飼い主とのすり合わせを行う時期です。

ワンコさんが好きなもの・嫌いなもの 飼い主が我慢できないもの・どうしてもしてほしいもの

それらを整理し、”あんたの気持ちもわかるけど、これは私が困るから・・止めて欲しいんだ。”と、

すり合わせをしましょう。

相手の好きなものも嫌いなものも理解せずに

”あーしなさい!””no!”というのとは全く異なります。

ので、ワンコさんは健全に受け入れる事ができます。

この時に、ワンコさんがしたいこと全てを受け入れられる環境があるならば、パウンダリーは必要なくなります。但し、私が今まで拝見してきた室内犬でリードをしてお散歩に行くワンコさんに関しては、全てのワンコさんがパウンダリーが必要と感じます。だってお散歩するときはリードでつないでワンコさんの自由な欲求を受け入れることが日本ではできませんので。。。

”パウンダリーでは何でもやっていいよ。寝たい時に寝て、排泄したい時に排泄して、遊びたい時にあそんで”。でも、外では車にひかれたら危ないから、リードが届く範囲にいてね。等々。

ワンコさんのありのままを受け入れてくれる場所があるから、ありのままに健康的に育ちつつ、我慢しなくてはいけない場面で我慢しても、辛くなっていかないんです。

 

昔、リードでつなぐ事もなく庭で飼育し、愛犬が出て行きたい時には出て行き、帰ってきたくなったら帰ってくるというワンコさんにはパウンダリーは必要なく、パウンダリーがなくても、みんな穏やかでケンカ等もありませんでしたね。それは不自然な環境で飼育するのであれば、パウンダリーは絶対必要という事かもしれません。今でもアジアの国々に旅行にいくと、ワンコさんはリードでつながれる事もなく街中を歩いています(笑)何を怖がる事も、何に怒る事もありません。でも、飼い主が好きだから飼い主のもとへ帰っていきます。

 

step4:再話し合い期

共に生きていく中で、ワンコさんの好き・嫌いも変わってくるし、飼い主さんの生活環境が変わるこも多々あります。

そこでstep3までしっかりと段階を踏んだワンコさんであれば、もう一度すり合わせを行えば良い。

 

step0:過去を清算期

保護犬・或いは、step3まで段階を踏まずに、何がなんだか分からなくなってしまった場合はstep0です。何がなんだかわからなくなってしまった場合は以下の2パターンが考えられます。

①飼い主がこうしてほしいと思っているのがわかるから、、そうする。自分は出せないでいて、だんだん苦しくなってきている。

②トラウマがあって、自分が出せないでいる。

そうした場合は、飼い主のメンテナンスが必要です。まずはありのままのワンコさんをみたいんだ!と。自分のどんな思いが原因で、ワンコさんが自分自身でいられないのか?飼い主自身の中に答えがあります。或は、トラウマをワンコさんが気づかなくなってしまう位、成功経験を積み上げ、自信を取り戻させます。トラウマを消すことができるのは、人間だけです。

あなたの強い思いが、step1のスタートラインへとワンコさんを導く事ができます!

 

 

 

 

 

Pocket

面白いねーと思ったら、是非シェアしてください☆

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

飼い主さんとそのワンコさんにしか咲かせる事のできない”世界に1つの美しい花を咲かせる”  happy dog lifeをご提案☆その為には、ワンコさんとコミュニケーションをとる事が、一番大切と考えている。毎日コミュニケーションをとりながら、自分の希望を伝えたり、ワンコさんの希望を聞いたり。その希望に応えられる時も、応えられない時もあるが、日々、丁寧に自分で選択をすればいい。そもそも、ワンコさんの気持ちが判らなかったっら、選択をする事はできない。毎日、トリマーとして沢山のワンコさんと接せさせて頂きながら、体の状態からワンコさんの心の声を聞き取ることを得意とする。