愛犬家なら知っておくべき「動物虐待」と「動物福祉」~part2

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動物虐待とは

“動物に不必要な苦痛を与えること”つまり“動物の心身に肉体的な苦痛・精神的な苦痛・多大なストレス等を与えること”です。

その動物虐待にも、2つのタイプがあります。

 

①意図的(積極的)虐待=やってはいけない行為を行う・行わせる

殴る・蹴る・熱湯をかける・動物を闘わせる等、身体に外傷が生じる又は生じる恐れのある行為、暴力を加えるもの。

心理的抑圧、恐怖を与える

酷使等

 

②ネグレクト=やらなければならない行為をやらない

健康管理をしない・病気を放置・必要な世話をしない・劣悪な環境に動物を置く等。

①の身体的虐待が皆様が思う動物虐待かと思いますが、しつけや治療等の名のもと、いつも恐怖に怯えていつ怒られるのかと思うと、言われた事以外は行動できないというのも虐待にあたります。

②もご飯がしっかりもらえてなくて痩せ細っていたり、体に過度な負担がかかる程、太らせてしまったり、毛玉だらけで、痛みと共に生活していたり、爪が伸びきっていたりしたら、これも虐待にあたります。

1日1回は必ず散歩へ行く、と家庭内でルールがあって毎日守れていたとしても、飼育されている犬種が柴犬だとしたら?

柴犬は活発で運動量の多く、神経質な犬種です。

1日1回の散歩では十分な運動量とは言えないでしょう。これも一種の虐待になります。

 

動物先進国では既にかなり昔から確立されている「動物福祉」

「動物福祉」とは、「動物虐待」の対義語になります。

“人間が動物を利用するのはやむを得ないが、動物が受ける苦痛は最小限に抑制する”という考え方。そして、“動物にも生きている間の幸せを保証される権利がある”という考え方です。

1992年 イギリス ウェルフェア専門委員会

1,freedom from hunger and thirst(飢えと乾きからの自由)

2, freedom from discomfort(不快からの自由)

3,freedom from pain,injury or disease(痛み・傷害・病気からの自由)

4,freedom from behave normally(恐怖や抑圧からの自由)

5,freedom from fear and distress(正常な行動を表現する自由)

以上のように、もともとは畜産の領域で、この「動物福祉」という考えが確立されました。

人が食事として殺して頂く、それは仕方がない。

しかし、生きている間は、動物にも幸せに生きる権利があり、それを保障しなければならないというものです。

 

人間に関する研究も、昔はどうサバイバルするのか?がテーマでしたが、

今は、幸せがテーマ。幸せには、やはり物質的なものも、非物質的なもの・精神的なもの・気持ち的なものも含まれてきています。

ワンコさんも同じです。畜産の領域でも確固たる歴史のある概念が、

日本では、家族であるペットにも、保障されていない・・という深刻な状況です。

 

 

動物を虐待したくて、飼育する方はいらっしゃいません。

でも、少し知識がないと、(自称)愛犬家・専門家=ワンコさんからみると虐待飼い主・専門家となりかねないです。

ここまで、読んで下さった方は、本当の愛犬家 あるいは、本当の愛犬家予備軍です☆

是非、最後までお付き合いください☆

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

飼い主さんとそのワンコさんにしか咲かせる事のできない”世界に1つの美しい花を咲かせる”  happy dog lifeをご提案☆その為には、ワンコさんとコミュニケーションをとる事が、一番大切と考えている。毎日コミュニケーションをとりながら、自分の希望を伝えたり、ワンコさんの希望を聞いたり。その希望に応えられる時も、応えられない時もあるが、日々、丁寧に自分で選択をすればいい。そもそも、ワンコさんの気持ちが判らなかったっら、選択をする事はできない。毎日、トリマーとして沢山のワンコさんと接せさせて頂きながら、体の状態からワンコさんの心の声を聞き取ることを得意とする。